マイスター大学堂文庫
マイスター大学堂の本棚の本をご紹介致します。
本日は検眼中のおとうさん、おかあさんをお待ちになるお子様のために置いてある本の中からです。

学研まんが ひみつシリーズ 忍術・手品の秘密
お店の本棚の本を刷新する際に、この本は後世に伝えなければなりません、と私が選びました。
タケシ少年や宇宙人ペコポン達が織り成す愉快で最後に少し悲しいストーリーと、忍術と手品の知識が詰まった珠玉の名作です。
小学生の頃はもう夢中で何度も読み返しましたし、中学生の頃は月に一度、高校生の頃は盆暮れ正月に、大学生に頃はテスト前夜に本箱の奥底から取り出し、時間の経つのも忘れて読み耽りました。
最後にほぼ全てのページの欄外にあった「まめしちき」を少しご紹介してお別れです。
まめちしき:忍者は、やしきの中にからくりがあることを、敵にしられないようにしていた。
まめちしき:あついみそしるを入れたおわんのふたが、ときどきあかなくなるのは、空気の重さのしわざだ。
お店でお待ちの際には是非、ご一読下さい。
クリタケ