もんもん
本や雑誌などをよく買いますがなかなか読めないものですね。
時間が出来ても読書よりも映画を観てしまったり、植木の葉を一枚一枚拭いて空を見上げたり、タンスに突っ込んでいた下着を丁寧に畳む事に没頭したりして、なかなか本の山を低くすることができません。

山
新しい本などを買うことをやめればいいのでしょうが、本は意外に絶版になるのが早いので見た時に買わねばイカンのです。

現在絶版中の傑作 「ぼくトンちゃん / いましろたかし」
まぁそう毎日映画を借りていたり葉にホコリが積もったり、丸めたパンツがあるわけではないので、時間を見つけて山に挑んでいます。
どれ読むかと山をごそごそやって、いつ買ったのか覚えていないような本を引っ張り出して読むと素晴らしかった時、山中で見事に熟成致しましたな、と喜びはひとしおで、味わって読むべしと何度も同じ箇所を読んだりしてしまうので余計に時間が掛かって山は一向に低くなりません。
もしかしたら部屋から山を無くすことは不可能なのかしら、雪崩が起きないかしら、と不安を覚えることがあります。

不安を感じる時
とくに近年はテクノロジーの発達に伴い従来の映画、植木、下着に加えネットという物が加わっていますから山を低くする事は益々困難になっています。
あれこれ考えても仕方が無い、よし、とにかく毎日最低10ページって、夏休みの小学生じゃないんですから。
一日がもう少し長ければ良いな、と思います。
見上げる山は高く、私はどうしたものかと日々もんもんです。
クリタケ