マイスター大学堂:ブログ

夜と本と歩と

皆様は朝までぐっすりと眠れていますか?

私は夜中に眼が覚めることが多いので安眠の方法を色々探っています。どうも眠る直前までインターネットをしたり読書したりして脳を興奮させる事がいけないようです。

その事を知ってからインターネットは止めましたが、読書は止められません。そこでなるべく寝る前には釣り込まれないような、つまらなくて溜息の出るような本を選んで読むようにしています。

 

井上井月 「井月句集」  

井上井月 「井月句集」

句の羅列が眠気を誘うだろうと読み出しましたが「 転寝した腕のしびれや春の雨」あたりから、ハッとして眠気が遠のく。

これはいけません、ということで翌週からは別の本を寝床に持ち込みました。

 

芥川龍之介 「芥川龍之介全集8」

「支那遊記」、「松江印象記」あたりは良く眠れたのですが、「槍ヶ岳紀行」を読み出した夜からまた眠りが浅くなりました。

澄み切った山の描写、昔日の山旅の情緒、「槍ヶ岳紀行」は大変ステキな小品であります。読み返すたびに嬉しい気持ちになって眼が冴えていきますって、こういうのをアカンではないか、というのですね。

というわけでつまらない本を探し出すことが出来ず、今は本は読むけれど真剣に読まないように、眠気が好奇心を上回るように気をつけながら、薄目を開けて読んでいます。

これでまぁなんとか週に一回ぐらいは深い眠りを味わう事ができるようになり、健康な生活が送る事が出来る、ぐっすり眠ることが出来る、と安心していたのも束の間、今夜からちょっと眠れないかもしれません。

なぜなら明日7月6日から7月21日まで「AYUMI 歩フェア」が始まるからなんです。

こんな時に高いびきをかいて眠れませんよ、もうフガフガして眼鏡が曇って視界不良です。

美しい国産セルロイドフレーム「AYUMI 歩」が沢山集結する歩フェア、いよいよ明日からスタートです。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

クリタケ

 

 

 

 

関連記事: