マイスター大学堂:ブログ

2月の映画 2012 バッドルーテナント・簪

さて今日で2月は終わりです。

今月は商品の入荷が多くてご紹介するのが大変でした。

まだ撮影が済んでいない商品もあってあぁ骨が折れる、いや、やりがいがあって楽しいです。

 

2月は休みの度に寒波がやってくるので散歩もあまりせず、家で映画を観たり本を読んだりして過ごすこと多かったです。

鑑賞した映画の中で一番面白かったのはアベル・フェラーラ監督の「バッド・ルーテナント」。

 ハーベイ・カイテルさん扮する悪徳刑事が、飲酒喫煙叫んだりビンタしたり賭博をしたりスッポンポンになったりする無茶苦茶な映画です。特に泣きながら、けたたましくサイレンを鳴らしパトカーを爆走させるシーンはプっと吹き出す名場面。

ニコラス・ケイジさんが主演のヴェルナー・ヘルツォーク監督の同名の映画も拝見しましたが、何を考えているのか分からない顔のハーベイ・カイテルが大暴れする映画のこちらの方が破壊力抜群です。

どうぞ皆様ご覧下さい、とまったくお勧めできませんが、好きな方はご覧になって下さい。

エンディングで流れるダレダレで八方破れな曲が、マー大変格好良いです。

 

The Bad Lieutenant / Paul G. Hipp & Abel Ferrara

 

 

ちなみにバッド・ルーテナントと一緒に借りたのは清水宏監督の「簪(かんざし)」、山間の温泉宿で繰り広げられる様々な人間模様、可笑しくて、少ししんみりする映画です。

 

バッド・ルーテナントを観賞した翌日に観賞しましたが、昨日の退廃映画は忘れなさい!という神の啓示のように思えました。

浴衣を着て温泉でのんびりしたくなる「簪(かんざし)」、こちらはお勧めです。

 

クリタケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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