タコ焼き器
皆様お元気でお過ごしでしょうか?
本日はメガネとは無関係な家電のお話です。
先日、拙宅でタコ焼きパーティーをした際、友人が家から持ってきたタコ焼き器がとても恰好が良く、カラっと早く焼けて機能的にも優れてました。
私のタコ焼き器はタコの姿を模したプラスチック製の、火力の弱い、チンケな安物であり、友人の堂々としたタコ焼き器をと比べると見劣りすること甚だしかったのです。
タコ焼きを回転させつつ談笑している友人たちは口に出さぬものの、どうやら機能的に劣る私のタコ焼き器を下に見ている様子である事も気になり、ママチャリに乗って公園へと飛ばす友人の後ろを子供用自転車で追いかけた小学生の頃の屈辱が蘇りました。
優れたタコ焼き器が欲しいな、とその日以来考えておりましたら、お店に電気ポット買うために電気屋さんへ行く用事が出来たので、これ幸いとついでにタコ焼き器を探してみると、友人の物よりもずっと恰好が良いタコ焼き器が売られており、しかもプレートを交換をすれば焼き肉もお好み焼きも容易に作れるというのです。
これは凄いなぁ、と感心していると、いつの間にか背後に店員さんが背後に立っていて「ご家庭での焼き肉で一番やっかいなのは煙なんですね、その点この焼き肉用プレートには穴が開いていて、下に脂を落とすことで煙の発生を抑制する構造になっているのです。」と話しかけてきました。
「プレートの丸洗いは」と私。
「取り外してガッツリ」と店員さん。
「ガ、ガッツリですか」
「えぇ、ガッツリと洗えます。これからは穴開きプレートが主流です。」
店員さんの穴開きプレートの時代が必ずやって来るという話に釣り込まれて、私は家でカリッとしたタコ焼きや煙の少ない焼き肉を楽しむというゆとりある暮らしはどんなに素晴らしいだろうか、と考えるようになりました。
しかし仕事中です。ちょっと考えます、と私は言って電気ポットだけを買って後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。
それからはずっとタコ焼きと快適な焼き肉が出来るホットプレートの事が気になっており、その値段と大きさ、そして何よりもすでにタコ焼き器とホットプレートを持っているのにそれを捨てて新しい物を買うのは如何なものなのか、と悩んでいます。
クリタケ