マイスター大学堂:ブログ

寒いけれどネジ抜き修理

今日も寒いですね。

 

賢明な人は寒波到来を天気予報で知れば、押入れから出した厚手の羽毛布団に包まれて眠り、アイロンを当てたラクダの股引きを穿いて全身にカイロを付け出勤するのですが、私はどんな寒さ対策をしようか決めかねて何の手も打たずに凍てつく日を迎えてしまいました。

 

 

この調子ですと明日世界が終ると知らされても、アワワとへどもどするばかりで結局普段通りに過ごしている内に滅びてしまいそうです。

どうもいけません。

 

さて、昨日はメタルフレームのネジ抜き修理をしておりました。

ネジ抜きとは、錆びてフレームの中で折れてしまった丁番ネジやレンズ止めネジを抜く作業です。

まず世を拗ねネジ穴に居座るネジをアマアマヨチヨチと油断させ、ネジが緊張を解いたその隙を見計らってドリルなどで抜き、放り出されて面食らっているネジをコイツめ、とゴミ箱に捨てます。

そうしてからタップという道具で錆びたネジを抜いた穴に新しくネジを刻み新しいネジを入れるという修理なのです。

 

タップ 穴にネジを刻む道具です。

 

修理作業は順調に出来ましたので辛くはなかったのですが、店頭で修理をしていたので体がすっかり冷えて堪えました。

家に帰ってお湯割りの焼酎を頂くまで体は冷え冷えでした。

 

クリタケ

 

 

 

 

 

 

 

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