マイスター大学堂:ブログ

鯖江へ行っておりました。その3

翌朝、朝ご飯をしっかり食べて出発、目指すはメガネの素材であるアセテートから作られたアクセサリーディロッカを製造されているキッソオさんです。

 

キッソオさんに着くと吉川さんが出迎えてくださり、ディロッカの材料となるアセテート生地の性質やマツケリー社の生地の魅力などについてのレクチャーを受けた後、製作現場を拝見させて頂きました。

 

はり合わせる前のアセテート生地です。

 

ちなみに上の写真を構図はこうだ、アングルはこうだ、と試行錯誤している時に「今、生地をはり合せてますから、早くっ」と呼ばれ

慌てて移動したものの結局、生地をはり合わせている瞬間を写真に収めることは出来ませんでした。

残念でした。

 

そして、こちらもディロッカ材料となっているマツケリー社のアセテート生地です。

沢山の色や柄の生地があり、光にかざすとはっきりと柄出てまるでステンドグラスのように見える生地もあります。

 

そんな美しい生地をキッソオさんの誇るはり合わせ技術で一枚一枚慎重にはり合わせ、ブロックにして削りだして作られるのがディロッカです。

 

ディロッカのリング。

 

またキッソオさんでは、リング以外のディロッカを作り出すべく、試行錯誤を繰り返しておられます。

ちなみにこの写真を撮る直前、満面の笑みでピースサインまでしていただいていたのですが、デジカメに慣れていない私はシャッターチャンスを逃してしまいました。

残念です。

後悔ばかりです。

 

何か新しいディロッカが生まれてくるかもしません。

ご期待下さい!

 

さて、色々拝見させて頂いた後、ちょっと遊びでディロッカを作って見ませんか、と言って頂きリング作りをちょっとだけ体験。

この吸いがら入れと合体した猛烈にカッコイイ機械は回転ヤスリ、高速で回転するヤスリにアセテートブロックを当てると面白いように削れます。

後頭部に夏の強い日差しを受けながら削っていたら目の前がじわじわと白くなってきたのは、粉塵となり舞うアセテートだけが原因だったのではありますまい。

しかし、面白かったのでしばらく夢中で削っていました。

 

その後、吉川さんにお昼をご馳走になり、田中眼鏡さんにお邪魔しました。

お世話になったキッソオの吉川さん、田中眼鏡さんにて。

田中眼鏡さんでは突然お邪魔したにも関わらず、色々な貴重なアドバイスを頂きました。

また、是非お邪魔させていただきます!

 

私の眼鏡旅、まだ明日も続きます。

 

クリタケ

 

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