丸亀への旅
某休日、旅に出ました。
行き先は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、7月13日~11月4日まで行われている「大竹伸朗展 ニューニュー」を鑑賞するためです。
朝早く起きてバスに乗り、高松からアラーキー列車に乗って丸亀へ。

アラーキー列車
高松から丸亀までは約30分、うつらうつらとしている間に到着。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
お馴染みの「宇和島駅」看板が取り付けられカスタムされた美術館、格好の良い建物と宇和島駅の組み合わせがステキです。
館内はフラッシュさえ焚かないければ撮影可という事で写真を撮りました。
しかし、撮影オッケーと言われても特に撮りたいと思わないのが不思議です。
このブログに使うためと数枚撮りましたが、これも撮ってやる、あれも撮ってやる、どうだハァハァ、よし次だ、と次々と撮影するよりもただ眺めているだけの方が楽しめるように気が致しました。
隅々までじっくり鑑賞し、グッズ売り場で散財して電車に揺られ、またうつらうつらしながら高松に戻り、とりあえず釜玉うどんを食べて次の目的地は大竹伸朗さんの作ったオブジェ「めこん」がある「女木島」です。
女木島行きの船が出るまで時間がかなりあったので、丹下健三展を鑑賞した後に天ぷらうどんを食べました。
やがて出航の時間が来て乗船。
船内ではまた一睡、ほどなく20分ほどで島に到着。
着いてから知ったのですが、オブジェが見られるのは瀬戸内芸術祭の期間だけとのこと、ちゃんと調べておけば良かったと、ちょっと落ち込みましたが、まぁいいやと帰りの船が出るまで島内を散策することにしました。
路地を行ったり来たり。
嬉しいことに遠くから「めこん」を観賞することもできました。

遠くから先っちょを観賞
存分に楽しんで「めおん」に乗船して高松港に無事帰還です。
お土産にポエムを買ってバスに揺られて、まどろみ、目覚めたら神戸でした。

母恵夢と書いて「ポエム」
お目当ての場所に辿り着けず遠くから気配を感じるだけ、どこへ行っても人の姿は無く、そして寝ては覚めの繰り返し、まるで夢うつつで不思議な旅でした。
非常に楽しかったので、また何処かに出掛けるつもりです。
クリタケ