サヴォア邸
さて本日はコルビュジエモデルと関係のあるお話です。
まずはコチラをご覧下さい。

LESCA コルビュジエモデル ブラック
コルビュジエ先生自らがデザインしたレスカの人気モデルでありますが、このモデルをよりアピールするためと渡されましたのがコチラ。

サヴォア邸
レゴブロックで作るコルビュジエ先生の代表作「サヴォア邸」です。
「ディスプレイにいいでしょ、頑張って組み立てて下さい」
私は細かい作業は苦手ではないのですが、パズルやプラモデルを組み立てる事は嫌いで今まで一度も完成させたことがありません。
小さい頃、買ってもらったパズルをすぐに嫌になってほったらかしていたら、知らぬ間に祖母が完成させていました。思えば癇癪を起している私の後ろで黙々とボケ封じの写経をしていた祖母の、投げ出されたパズルのピースを見つめる眼が爛々と光っておりました。
また、ねだって買ってもらったプラモデルを作り出してすぐに頓挫、これも嫌になってほったらかしていたら、いつの間にか母親が完成させていました。完成した物を頂戴と言ってねだったら「あんた捨てたんやからアカン」と冷たく突き放されました。突如立ち上がった躾の壁の高さに唖然としたものです。
まぁそんな私ですが大人になりましたので忍耐力が付きましたし、しかも仕事の一環ですから、もうヤル気満々「オレに任せてくださいよ」、「赤子の手をひねるようなもんです」。

LEGO
フタをあけると「Enjoy your building experience」と暖かいお言葉、「ええ、楽しんでやりますよ」
まずは組み立て指示書を読みました。とりあえず組む前にブロックを整理しておかないと、効率良く組めなさそうです。
よし眼鏡の加工用トレイを流用して仕分けしますか、とトレイをいくつ用意すればいいのかを考えました。土台用、建物用、インテリア用、あれ用、これ用・・・考えているとだんだんヤル気が失せ、子供の頃の気分が蘇ってくるのを感じました。
よし今ここで癇癪を起して寝転びゴロついてやろう、と思いましたが、はたと、もう祖母はいないし、母親も代わりに組んではくれない。苦しいけれど自らの手が組まなくては・・・、と思い、とりあえずフタをパタンと閉めて「では明日」とその日の作業は終了することに致しました。
これからボチボチ頑張ります・・・。
クリタケ