マイスター大学堂:ブログ

SILMO2018

 えー、さて皆様、本日はパリで行われていた眼鏡の展示会「SILMO シルモ」の御報告を致します。台風で大きな被害を受けた関空、駄目かもとはらはらとしておりましたが、なんとか無事に飛行機は飛んでパリへ。

 

 今年もやって参りました眼鏡展示会「SILMO シルモ」、こうやって会場前で撮るのはお約束という訳で今年もパチリ!この会場の中には眼鏡に関するものが沢山展示されているのです。

 ぎっしりと並んだ眼鏡の中を昨年は小林旭先生の「熱き心」に頭の中に響かせながら暑苦しく徘徊していたのですが、今年はチン・ベルナルデス先生のヘコメサールで漂うような感じで会場をフワリフワリ。

 

RECOMEÇAR ヘコメサール /  チン・ベルナルデス

 チン・ベルナルデス、ひらがなで書くと「ちん・べるなるです」。そして「へこめさーる」。鼻から息を抜きつつ「へ、へこめさーる」というと気持ちが良いですね。

  ちなみにヘコメサールというのは「再開」という意味らしいです。

 

 えーと、さて熱き心ではなく「へ、へこめさーる」な気分で眺めたから、コッテリ濃厚なものよりもアッサリ胃もたれせず、ピチピチと小さなカラフルな泡が小気味よく弾けるようなメガネに心惹かれました。しかしながら、そうは言っても生来のコッテリ好きは隠せず、コッテリメガネが目の前に現れるとつい鼻の下がニューんと伸びてしまいました。

 

 今年はなんだかブースに入るとよくお酒を勧められて「メガネはええがな、遥々日本から来たんやさかい。まぁまず一杯やってんか!グッとグッと」とくるから「へぇ、ほなイッパイだけ・・・」と頂きますと、じゃあボチボチ仕事というころには手元は怪しくなる。

 ちょっと良い気持ちになっているとどれも見せられても素晴らしく見えてしまいますね。次々に輝くようなメガネを見せられるので、フハッ!パチ!フハッ!パチ!と荒い鼻息でシャッターを切りまくり大満足。しかし、夜ホテルに帰って今日の仕事ぶりを確認してみたらメガネではなくて明後日の方ばかりにピントが合っておりました。なんたる間抜けぶり!ワテほんまによう言わんワと落ち込んで、やがて帰国の日が来た。

 

 という訳で、今回もまた眼鏡の写真はピンボケ以外は一枚もなしの展示会報告はこれにて終了です。オーダーしたフレームはボチボチと入荷して参ります。入荷次第アップしますので御期待ください!

 

クリタケ

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